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» 2011年05月26日 10時35分 UPDATE

ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」:クイズ王を目指して!「アドベンチャークイズ カプコンワールド」ほか (3/4)

[ゲイムマン,ITmedia]

クイズで記憶力が試される

wk_110526gameman15.jpg こんな難しい問題も、4択だから消去法で正解できる

 ただ、知らない問題が出ても、4択なので運が良ければ正解できる。また、不正解になったとしても、そこで正解を覚えておけば、次に同じ問題が出たときに正解できる。

 そう、現代のクイズゲームと違って、問題数が限られているので、長時間プレイしているうちに、前に出た問題が再び出てくることがよくあるのだ。確か「マイコンBASICマガジン」で、“何度もプレイして問題を覚える”ことが、当時のクイズゲームの攻略法として紹介されていたはず。

 「カプコンワールド」も「ハテナ?の大冒険」も、収録されている問題数が多いことが売りとなっていた。PCエンジンへの移植も、CD-ROMの大容量をアピールする狙いがあったと思われる。だが問題数が多いといっても、あくまで当時としてはの話。PCエンジン版では、「カプコンワールド」「ハテナ?の大冒険」とも、問題数は約3000問と記されていた。

 そこで有効になってくるのが“ジャンルセレクト”。出てくる問題が絞られるので、特定のジャンルを選び続けることで、前に見た問題が出てくる確率が高まるのだ。「ハテナ?の大冒険」は「カプコンワールド」よりボリュームがある分、PCエンジン版ではクレジット数がなくなりやすく、ゲームオーバーになる危険性が高い。クレジットUP問題に正解することはもちろん、ボス戦のジャンルセレクトを生かして、以前出た問題が出て来やすくすることで、誤答を減らしてクレジット数を節約する。これがクリアへの鍵となるだろう。

wk_110526gameman16.jpg もちろん「ハテナ」にもタイムボーナスがある。積極的に狙っていきたい
wk_110526gameman17.jpg カードをめくると、たまに「ラッキーカード」が出てくる。得点が増える、ノルマが1減るなど、いろんな種類のものがある
wk_110526gameman18.jpg 天下一問答会では4人のボス+知恵の神と連続で戦う。「仮面の忍者 花丸」の姿も……

クイズで戦乱の世を統一せよ!

 1991年、アーケードに登場した「クイズ殿様の野望」では、「カプコンワールド」の4択システムを受け継ぎつつも、ゲームシステムに大きな変更が加えられた。

 舞台は戦国時代の日本。戦国大名8人のうち1人を選び、クイズで全国統一を目指すのだ。まずはマップの中から、自国に隣接する国を選んで攻撃を仕掛ける。それぞれの国には、城の防御力と武将の武力から算出されたノルマ数が設定されており、その数だけクイズに正解できれば、国を攻め落とせる。

 選べる8人の大名は、それぞれ特殊能力を持っている。織田信長は鉄砲隊の力で、クイズがときどき3択になる。武田信玄と毛利元就は、確率は低いがクイズが2択になることがある。上杉謙信、北条氏康、長宗我部元親は、ジャンルセレクトができることがある。三好長慶はジャンルセレクトも3択もあり得る。徳川家康にはそういう派手な特殊能力はないが、ほかの大名でプレイするときより、お手つき数の回復が早い。

wk_110526gameman19.jpg プレイヤーが選べる大名は、ご覧の8人。地理的に毛利や長宗我部がやや有利か?
wk_110526gameman20.jpg 大名はそれぞれ特殊能力を持つが、発動する確率があまり高くないので、過度な期待はしない方がいい
wk_110526gameman21.jpg 戦国時代の日本が舞台といっても、出てくる問題はその時代のものとは限らない

 難易度は前2作よりかなり高い。国が全部で38か国もある上に、ゲームが進むとノルマ数がどんどん増えていく。終盤では大半の国が、上限のノルマ8となってしまう。問題数は前作までと同様に10問なので、ノルマ8だと2問しか間違えられない。つらい。

 「殿様の野望」は、PCエンジンCDロムロムに移植されている(前作同様ハドソンが発売)。また、メガCD版もある(発売元はシムス)。PCエンジン版のクレジット数は3に設定されているが、よほどやりこんでいない限り、これではクリアは到底無理だ。前作にあった「クレジットUP問題」もないし。

wk_110526gameman22.jpg シミュレーションゲームっぽい画面。隣接する国の中から、どこに攻撃を仕掛けるか選ぶと……
wk_110526gameman23.jpg 敵の名前とノルマが表示される。城の防御力+武力がノルマとなるが、ノルマが8を超えることはない
wk_110526gameman24.jpg 敵から攻められることもある。ノルマをクリアできないとゲームオーバーだし、クリアしても何も得られない

 問題自体も、前作・前々作並みの難易度のものが多いが、中には「1カ月の民間家賃が日本一安い都道府県は(昭和61年統計)?」(滋賀県)、「珍記録・日本一早書きで多作だった作家・梶山季之は2晩で何枚原稿を書いた?」(270枚)のように、これを知ってる人なんているんだろうか? という問題もある。

 PCエンジン版では、オプションでクレジット数を9、初期お手つき数を5に増やすことができるが、それでも全国統一は厳しい。「ゲームセンターCX」でこのゲームが取り上げられたときは、9つのクレジットを使い切る寸前で2プレイヤーを乱入させ、2プレイヤー側のクレジットでゲームを進めるという方法が使われていた。でも、これをやるにはマルチタップが必要。友達のいないわたしはそんな物を持っていない。

(ちなみに、メガCD版はプレイしたことがないが、ミニゲームでクレジット数を増やせるらしい)

 「殿様の野望」すらクリアできないようでは、「Qさま」出演など夢のまた夢。苦しい時の神頼みで、クイズにゆかりのある神社へお参りに行ってみた。

wk_110526gameman25.jpg クレジット0でゲームオーバーになると、コンティニューできないので最初からやり直し
wk_110526gameman26.jpg オプション画面。初期設定からクレジット9でも良かったんじゃないかと思える難易度
wk_110526gameman27.jpg 第10問に正解してもノルマがクリアできない状態。詰んでいる。こうなる前にお手つき数を減らして、コンティニューする手もあるが

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