わずか9×9ドットで作られた、世界で一番小さなRPG「Tiny Hack」日々是遊戯

ゲームの高解像度化が進む昨今、あえてその流れに逆らってみよう、という試みでしょうか。解像度が高ければいいってもんじゃない!

» 2011年06月27日 09時36分 公開
[池谷勇人,ITmedia]

ちゃんと遊べるのに驚き!

 たぶん画面写真を見ても、これがゲームだと分かる人はかなり少ないのでは……。

 こちらの画像は、ニュースサイト「Boing Boing」のRob Beschizza氏らが作った、「Tiny Hack」というゲームのスクリーンショット。見てのとおり、たったの9×9ドットというタイニーサイズで作られた“世界で一番小さなRPG”です。

左から、フィールドマップ、町、ダンジョンの画面写真となっています。分かるかな!?

 「たった81ドットでどうやって!?」と思うかもしれませんが、遊んでみれば「なるほど!」と納得してもらえるはず。画面の中央にある白い点がプレイヤーで、赤はダンジョンの入り口、紫と茶色はモンスターといった具合に、“色”をうまく使うことでキャラクターや地形などを書き分けているわけですね。操作は方向キーで移動、また町で魔法を教えてもらうと、スペースキーで一度だけ魔法が使えるようになります。

 モンスターとの戦闘は体当たりで行い、ダメージを受けると左上のマスが黄緑→赤へと徐々に変化。赤の状態でさらに攻撃を食らうとゲームオーバーとなり、最初からやり直しになってしまいます。減ってしまった体力はダンジョン内の泉(水色)に立ち寄るか、町の宿屋に泊まることで回復可能。ダンジョン内には戦闘を有利にしてくれる「剣」や「盾」、さらに海の上を移動できるようになる「ボート」など様々なアイテムが存在し、これらを集めながら行動範囲を広げていき、すべてのダンジョンにあるお宝(黄色)を集めると、マップ中央にある最終ダンジョンへの道がひらけるという仕組みです。

 あるときはドラゴンを探す王子の物語だったり、またあるときはケルベロスを倒すために黄金の矢を探す物語だったりと、ページを再読み込みするたびに、画面左にあるパッケージアートやストーリーが変化するのもユニーク。自分なりにストーリーや世界観を想像しながら遊んでみても楽しいのではないでしょうか。

再読み込みするたびに毎回タイトルやパッケージアートが変化。どんなストーリーを想像するのもあなたの自由です

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