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» 2011年12月29日 18時00分 UPDATE

年末なのであの曲を:手をかざすだけで僕も音楽家! 新感覚の楽器「ウタミン」で第九を演奏した (1/2)

手をかざすだけでお手軽に演奏できちゃうクマのような楽器「ウタミン」で、1人年末コンサートをやってみました。

[山本恵太,ITmedia]

 「俺、ミュージシャンになるんだ」――手をかざすだけで演奏できる夢のような楽器「ウタミン」が編集部にやってきました。昔見た夢をかなえるため、ウタミンを手にした僕は年末のコンサートの準備を始めたのでした。

ウタミンがやってきた

 ある日、いつものように席で仕事をしていると編集長が近づいてきてこう言いました。「やまも、大学のとき軽音部だったよね?」

 中学生のころお年玉でエレキギターを買ってはまった僕は、大学までミュージシャンの夢を追いかけていました。編集長は飲み屋で昔の夢を熱く語ったことを覚えていてくれたのです。心優しき上司はピンクとグリーンの丸い物体を差し出し、こう言いました。「そんな君にウタミンをあげよう。ちょっと早いお年玉だ」

 編集長、いい人や……。音楽系のおもちゃには目が無い僕は、もちろんノリノリ。でも、世の中そうそういい話ばかりではありません。「もちろん、レビューは書いてくれるよね?」……やっぱり、鬼な編集長でした。

 世のしょっぱさをかみしめつつも、やっぱり楽器おもちゃとなると心がうきうきしてきます。さっそくウタミンで遊んでみることにしました。

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手をかざすだけでミュージシャン気分

 ウタミンはクマの王様をモチーフにした手のひらサイズの楽器で、赤外線で手の距離をはかる“ノータッチセンサー”を搭載したハイテクな王冠をかぶっています。王冠のほかはしましまパンツだけという王様らしからぬ(?)装いに、表情もおとぼけ顔。口の部分には“キングマウス”と名付けられたたらこ唇がついていて、演奏すると上下に動き、まるで歌っているようです。

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 全体的に丸っこく、手もボールのように丸くてひもでぶら下がっています。手には突起が付いていて耳に差して固定できるようになっているので、演奏中でも邪魔になりません。

 操作のためのボタン類は側面にある電源スイッチと3つのボタンだけ。ボタンは演奏モードの切り替えや、一部のモードで音を出すのに使います。演奏モードは「お手軽演奏モード」「ノリノリリズムモード」「本気で演奏モード」「合唱モード」の4つで、最初に、お手軽演奏モードを試してみます。

 お気軽演奏モードでは、王冠のセンサーに手をかざすだけで、ウタミンに収録された曲を演奏できます。手を近くでかざしたり、遠くでかざしたりする事で曲を演奏することができる初心者向けのモードです。曲は「メリーさん」や「大きな古時計」、「幸せなら手をたたこう」など全15曲。1曲目の「もりのくまさん」を選んでみました。

 王冠の前に手をかざすと音が鳴って演奏が始まり、手を振ると曲が進んでいきます。手を遠くにかざすと長く音が鳴ります(音の高さや大きさは変わりません)。鳴らし続けるとウタミンが「ゴホッゴホッ」とせき込んでしまうので、あまり無理はさせないようにしましょう。



 休憩用の部屋で演奏をしていると、廊下に漏れた音を聞きつけた同僚がなんだなんだと中に入ってきました。「僕が指揮者のように巧みに手を動かして演奏しているんです!」と嘘の説明をすると、すごいなあと感心する同僚。これは、気持ちいい。すでにミュージシャンになった気分です。

 でも、同僚が自分もやってみたいと言い出し、手をかざすだけで曲を演奏しているのがバレてしまいました。くっ、やはりミュージシャンへの道は険しい……。

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