ついに詳細が明かされた「ポケモン+ノブナガの野望」 両社のトップが疑問に答える「ポケモン+ノブナガの野望」完成発表会+体験リポート(2/2 ページ)

» 2012年01月20日 12時58分 公開
[ITmedia]
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「ポケモン+ノブナガの野望」を知り尽くした3人が、ユーザーの声に一問一答!

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 MC主導によるトークに続いては、ニコニコ動画で募集した質問に答えてくれることになった。こちらも、先ほどと同じく、一問一答形式で答えてくれた。

―― 質問その1:「ポケモン+ノブナガの野望」に内政や外交といった要素はあるのでしょうか?

襟川さん 「信長の野望」や「三国志」ほどではありませんが、代表的な要素のエッセンスはくみとっています。例えばフリーの武将を見つけて採用、育成を行ったり、国への派遣などですね。また、城下町の施設を強化するなど、歴史シミュレーション「らしさ」は、入っていますよ。

―― 質問その2:戦国無双シリーズでは武将が40名いますが、誰が登場して、誰が登場しないのでしょうか。

鯉沼さん 今後随時情報を出していきますので、まだすべては言えません。ですが、何かしら戦国無双シリーズのブショーにも役割があります。

―― 質問その3:今回の「ポケモン」の対象年齢について教えて下さい。

石原さん シミュレーションというジャンルではありますが、入り口はは非常にやさしく作られていますので、10代前半の方でも問題なく遊べます。もちろん、中に入って何十時間と遊んでいれば、もっと高度で戦略的な遊びもできますよ。

―― 質問その4:武将とポケモンの組み合わせはどのようにして決定したのでしょうか?

石原さん 開発ミーティングの中で一番盛り上がった部分ですね。信長や秀吉と合うポケモンを話し合っていたら、ずっと仕様がまとまらないまま会議が終わってしまうほどです(笑)。なので、少しずつ決まって行きました。最終的には「なるほど!」と思えるポケモンに決定しています。

 以上で、募集した質問についての一問一答は終了となった。そして最後、トークをしてくれたお三方が降壇する前に、本作の初回購入特典についての発表がなされた。

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 特典となるのは、ポケモンが発売している「ポケモンカードゲーム」で使用できる限定カード、黒い「レックウザ」。たね状態ながらHPを120持ち、山札を犠牲にするとはいえ、エネルギーで40ダメージを与えられる「りゅうのはどう」を持つ強力なカードだ。

 また、カード以外にも「ポケモン+ノブナガの野望」は、フィギュアなどのグッズ展開も予定しているとのこと。まだまだ続報があると思われるので、期待して待っておこう。

南明奈さんの昔のあだ名は「ピーちゃん」だった!?

画像 アイドルの、アッキーナこと南明奈さん

 石原氏、襟川氏、鯉沼氏の3人が降壇した後は、スペシャルゲストとして、ゲーム好きアイドルでおなじみの、南明奈さんが登場した。

 南さんは、本作で「ブショー」として登場する「オイチ」の衣装を身にまとって登場してくれた。似合い過ぎてて少し驚きだ。

 どうやら、南さんの衣装がオイチのコスプレになったのには理由があり、元は「石原氏と襟川氏がコスプレをする」予定だったものが、変更されたものだという。それはそれで見てみたかった気もするが、これはこれで素晴らしい!

 まず、今回コラボレーションした「ポケモン」と「信長の野望」それぞれの印象について語ってもらった。

 以前から南さんは「ポケモンは大好き」と公言しており、劇場版の「ポケモン」にも、声優として参加しているほど関係が深い。今回も「ポケモンは小学校の頃からすごい好きで、ずっと遊んでいます。あまりにピカチュウが好きだったので、昔のあだ名はピーちゃんでしたから」と、ポケモン好きをアピールしていた。

 自分がともに戦う「ベストリンクポケモン」について聞くと、意外や「フリーザ」という名前が挙がった。愛と戦いは別物ということだろうか。

 そして「信長の野望」については未プレイのようだったが、「戦国無双」シリーズをプレイしているおかげで、戦国時代への知識は十分のようだ。そこで、好きな武将を聞いてみると「真田幸村」、そして「加藤清正」とのこと。

 女性武将は「嫉妬しちゃうからあんまり使わないです。男と男の友情を見たいので!」と、ちょっと女性オタクチックな発言をしてくれた。

 南さんは最後に、事前にプレイした感想を求められ「ゲーム初心者でも楽しめますし、どちらかの作品を知らなくても面白いので、ぜひプレイしていただきたいです」と、本作の面白さをアピールした。

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待ちに待った試遊タイム! システムをガッツリ掘り下げてみました。

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 イベント終了後には、実機による体験プレイをする機会が設けられた。ここでは、体験プレイをする中で分かった仕様をひと通りお伝えする。

 試遊台にセットされていたのは、まさかの完成版のROM。というわけで、時間の許す限り情報をリサーチしてきた。

 ストーリーは、主人公がある城の「ブショーリーダー」として立ち上がり、隣国「カエン」に攻めこむ場面からスタート。各地の城に居るブショーやポケモンを集め、城を制圧してゆくことになる。

 ちなみに「ストーリーモード」のプレイ時間は約20時間ほどで、そのクリア後に登場し、出発点の国を選択できる「フリーシナリオモード」では200時間以上やりこめる内容を用意しているそうだ。


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 戦闘は、いわゆるウォーシミュレーション形式で、戦闘ごとに勝利条件が設定されているようだ。ブショーとポケモンのコンビを1ユニットとして扱い、(確認した限りでは)最大出撃ユニットは6まで。ここで重要なのが、ポケモンとブショーの組み合わせと、成長方式、そして能力値についてだ。

 ポケモンの能力値は「HP」、「こうげき」、「ぼうぎょ」、「すばやさ」などが設定されており、それらを統合する「せんりょく」という数値が存在する。「せんりょく」は、すべてのステータスを統合した数値で、総合的な「強さ」を表している。

 また、攻撃手段はキャラクター固有の「わざ」のみで、特定条件下で発動する「とくせい」や、1戦に1回のみ使えるブショー固有のスキルと、アイテムを駆使して戦略を組み立ててゆく形だ。

 さらに、ポケモンの成長はレベルではなく「リンク値」により能力が変化してゆく。「リンク」は、ブショーと一緒に戦うことで上昇して行き、それに合わせてポケモンの能力が解放される。「リンク値が50%」では、ポケモンの能力が最大の半分まで使用でき、「100%」なら能力を最大まで引き出せる。「100%」の状態が、これまでのポケモンで言う「レベル100」の状態だというわけだ。

 ブショーによって、組み合わせるポケモンとリンクできる最大値が設定されており、最も良い組み合わせ(100%までリンクできる組み合わせ)を探すのも、また楽しみのひとつだろう。

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 判明した特徴的なシステムは以上。もっと調べたいところだったが、残念ながら時間の問題でプレイできなかった。進化の系譜や、能力の内容、ストーリーなどは、自分の目で確かめよう!

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