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» 2012年08月10日 13時09分 UPDATE

「ロボでサバゲ!」メカニズム編:ロボットでサバイバルゲームできるのか (1/2)

ゲーム編では、「ロボでサバゲ!」が行っている屋内でのロボットを使ったサバイバルゲームを紹介したが、メカニズム編では使われている機体がどういったものかを紹介する。

[種子島健吉,ITmedia]

代表して2機のメカニズムを紹介

 人間ではなくロボットを使ってサバイバルゲームをしてみようじゃないか、という試み「ロボでサバゲ!」を紹介する後編。前回のゲーム編では、競技の概要から実際に闘っている様子までを紹介したが、今回は参加している機体から、いぶし銀のアナログ機「電龍」と最新テクノロジー満載のデジタル機「アーノルド・スタローン」をピックアップして、そのメカニズムを紹介する。どのように搭載カメラの映像を見ながら遠隔操縦し、BB弾を発射して撃破判定するというシステムを実現しているのか? という謎が解き明かされるわけだ。

アナログ通信機器を搭載した「電龍」

 ロボットビルダー、gons氏制作の「電龍」。ベースとなっている機体は、かわさきロボット競技大会に参加するために10年ぐらい前に制作したもの。それに電動ガンや被弾センサーなどを後付けして「ロボでサバゲ!」仕様としている。操縦系、映像系の通信にそれぞれアナログ波の機器を使っているのが特徴だ。

画像 「電龍」の車輪に見える部分は脚であり、れっきとした多脚ロボットである。2つあるシルバーの箱が被弾センサー。緑色のツノは、通信用アンテナではなく敵味方識別用の表示だ

「電龍」使用パーツ、スペック

ロボット本体

外装材質:ポリアセタール樹脂削り出し(脚部ユニット)、ポリアセタール樹脂およびG-FRP樹脂等(中央ユニット)。外装によって、内部へBB弾が入り込むのを防いでいる。

動力:タミヤ ギアードモーター2個

脚部:リンク機構12脚

移動用:かわさきロボット競技大会支給スピードコントローラー2個、小型サーボ2個

砲塔部

材質:ポリアセタール樹脂削り出し、ABS樹脂等(ベース/フレーム)、G-FRP樹脂(外装)

電動ガン:東京マルイ ミニ電動ガン ウージーSMG ミニ

装弾数:約300発(砲塔上部の追加弾装含む)

カメラ:市販UHFカメラ

照準装置:サバイバルゲーム用小型ダットサイト

電動ガン射撃制御:小型サーボによるリミットスイッチ操作(リミットスイッチと電動ガンのモーターを直結)

動力:市販RC用サーボ(銃の仰角、俯角動作)

被弾回路:「ロボでサバゲー!」公開標準回路

被弾時動作:動力、制御系電源カットおよびRCカー用パトライト点灯(機体両側に1個ずつ装備)

電源

移動用:リチウムイオンポリマー(Li-Po)バッテリー 7.4V 4000mAh 1個

制御、射撃用:リチウムイオンポリマー(Li-Po)バッテリー 7.4V 400mAh 1個

UHF無線カメラ用:単3形乾電池 6本

操縦用機器

送受信機:双葉電子工業 FF-9(地上用、市販のRC用システム)

モニター:小型ブラウン管テレビあるいは、小型液晶テレビ


画像 「電龍」の底部。サイドから見ると車輪のように見えるのは、半円形のパーツが組み合わさった複雑な仕組みの脚である

画像 砲塔部サイドの外装を取ったところ。元々あった多脚ロボットに、砲塔などを後付けしている構造が分かる

画像 左の被弾センサーのアルミホイルを貼った部分を外したところ。太陽電池に光が当たり、それを検知してパトライトが点灯している。「電龍」の脚は関節を持たず、撃破モーションがないためパトライトで代用している

画像 1プレイするごとに被弾センサーのアルミホイルには穴が開く。それをいちいち張り直す時間もないので、被弾センサーにセットするアルミホイルを貼った部分の交換用スペアが用意されている

画像画像 上面後部の白いものがカメラで、電動ガンと上部にあるサイトに軸が合うように配置されている。アナログの電波なので干渉も受けやすくクリアな映像とはいえないが、操縦者のgons氏によれば「慣れれば分かります」とのこと。デジタル通信だと電波圏外になった際にいきなりプッツリ映像が消えるが、アナログだと乱れながらも見えることがあったりして良いところもあるそうだが、テレビのアナログ放送が終了してしまったため機器の入手が困難になってしまった。百円ライターのように見えるのは、映像撮影用小型デジカメで「電龍」の基本装備ではない

画像 gons氏が愛機「電龍」を実際に操縦しているところ。テーブルの右端に置かれたポータブルテレビで「電龍」に搭載されたUHFカメラの映像を確認しつつ、RC用のプロポで操縦している。いっけんテレビゲームのようだが、操縦しているのは実物のロボットというのがリアルで不思議な感覚だ

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