新作MMORPG「Dream Drops」発表！ βテストの募集も8月31日よりスタート：ガマニアとPlayCooの強力タッグ（2/2 ページ）

[蒼之スギウラ，ITmedia]

　さらに、より深いゲームのシステムについても紹介された。まずは、オンラインゲームにおいては欠かせない「職業」について。今回公開されたのは、HPや防御力が高い前衛職「トイソルジャー」、筆やワンドを操って魔法を扱う後衛職「ピクトメイジ」、回復や補助スキルを得意とする後衛職「パティシエ」、遠距離と中距離からの素早い攻撃が得意な「リトルヒーロー」の4つ。

HPや物理防御が高い「トイソルジャー」。片手で扱い、盾を持てる「ライトウェポン」と、両手で扱う「ヘビーウェポン」が装備できる。デザインイメージは、多くの童話の題材となったドイツの工芸品「くるみ割り人形」

絵描きをイメージした、魔法使い系の職業「ピクトメイジ」。筆とワンドを武器として扱い、自画像を具現化して分身させたり、鳥を描いて召還できる。元ネタは、メーテルリンクの童話劇「青い鳥」（幸せの青い鳥）

お菓子作りでパーティーをサポートする「パティシエ」。ソフトクリームで敵を攻撃したり、キャンディーを作って敵を突き刺してデバフを行ったりと、かなりファンキーな動きを見せる

遠距離攻撃が可能な「シューター」と、二刀流を得意とする「エッジ」のいずれかを扱う中衛職「リトルヒーロー」。インビジブルで透明になったり、ジャンプを活用したアクロバティックな戦闘スタイルが特徴。モデルは、「ピーターパン」に登場する「ピカニニ族」

　まだ詳細な情報は分からないが、見た目で大体の役割は想像がつくだろう。装備する武器によって能力の方向性が変化するとのことで、同じ職業でも育成に自由度が持たされている様子。また、それぞれイラストや名称、使えるスキルなどに「童話」的なエッセンスが織り込まれているのもポイントだ。

　職業以外にも、いくつかの特徴的なシステムも公開された。本作独自の戦闘システムになるであろう「童話人形劇団」や、200人という超大規模バトルロイヤル形式の対戦要素「宝物争奪戦」などには特に注目。

「Dream Drops」の特殊システム

• 「童話人形劇団（ドール）」：クエストの報酬や、モンスタードロップなどで入手できる「パペット」をもとに、仲間として召喚できる。一度に3体まで召還可能で、それぞれの能力を発揮してプレイヤーの冒険を補助してくれる。
• 「宝物争奪戦」：大規模なPvP（対人戦）。最大200人での戦闘が可能で、自分以外は全員が敵のバトルロイヤル形式で行われる。最後の1人になると報酬が手に入るとのこと。
• 「童話ノート」：クエストをクリアしていくと、これまでに見たストーリーが記録されていく。キャラクターの絵やアイコンを多用し、読み物として楽しめるノートが完成する。
• 「友情システム」：フレンドと遊ぶなど、他プレイヤーと交流を行うことでポイントが貯まり、追加のエモーションなどを入手できる。

その他のNPCとして登場するキャラクターも、もちろん童話が元ネタとなっている。左写真のキャラクターは、左が「ピーターパン」の妖精「ティンカー・ベル」で、右が「人魚姫」からのキャラクターだ

クローズドβテスターの募集を9月31日から早くもスタート！

　イベントの最後には今後の日程として、クローズドβテストおよびオープンβテストの日程、募集人数などが公開された。また、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、ゲームオンの2社とのチャネリング契約についても触れられる。本作においては、オープンβテストが開始されたタイミングから、それぞれサービスをスタートするとのこと。

　最も近くに実施されるクローズドβテストは8月31日から9月10日までと、かなり日が近い。以下にスケジュールを掲載しておくので、気になっている方はすぐに公式サイトをチェックしておこう。

• クローズドβテスト募集期間：8月31日〜9月10日（募集人数1万2000人）
• クローズドβテスト実施期間：9月13日〜9月20日
• オープンβテスト実施：2012年10月上旬予定

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