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» 2012年09月26日 15時15分 UPDATE

え? Wii Uは北米版のほうが安い? リージョン制限の落とし穴【デジ通】

「Wii U」は日本より海外の方が発売が早く、価格も安い。しかし海外版を買うのはおすすめできない。

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任天堂は日本時間の2012年9月13日に「Wii U」の情報を全世界に公開した。各国での価格などは以前レポートしたが、海外での発売日は日本よりも早く、価格も北米では300ドルからだ。

為替や税金などいくつかの問題はあるが、早く買えるし、一見安く見えるため海外版を購入しようと思う方もいるかもしれない。しかし、ちょっと待って欲しい。海外版のWii Uを並行輸入で安価に購入できたとしても日本では存分には楽しめないかもしれない。

海外で買った方が安い?

Wii Uに含まれる付属品などの構成は以前の記事で紹介したように、それぞれの国によって微妙に異なっている。

例えば日本で北米版と同等のプレミアムセットの内容にすると税込みで36,435円、センサーバーのおよそ1,500円を含めると38,000円程度になる。この内容で北米では約350ドルで販売される。350ドルを1ドル78円で換算すると27,300円なので1万円ほどお得な計算になる。

しかし、北米は州や地域によって異なるが日本で言うところの“消費税”があり、例えばカリフォルニア州では9.25%の税金がかかる。これを計算に入れると約382ドルで約3万円、27,300円が税込み29,796円になるわけだ。

いっぽう日本に目を向けると、例えば日本の大手量販店ではポイントを付加するサービスを行っているのは周知の通り。Wii Uに限らずゲーム機本体のポイント還元率は一般に低いが合計38,000円で5%還元なら1,900円分のポイントが付加され、実質価格は36,100円となる。

北米の29,796円に対して日本は実質36,100円。オプションの中には不要になる物もあるだろうが、すべて購入する前提で、これらを計算に入れたとしても日本で買うより約6,300円も安い。

しかも北米での発売日は11月18日なので、日本の12月8日より3週間も早い。たまたまこの時期に北米に滞在していたら、価格差もあるのでWii Uを買うためにベストバイの行列に並んでしまうかもしれない。ただし、日本でWii Uをプレイするのであれば購入は待って欲しい。

ゲーム機のリージョン制限

日本(100V)と北米(120V)で電圧の問題はあるが、最近のゲーム機はリージョン制限などがあり、本体とソフトの地域が合わないとゲームソフトが遊べないことがほとんどだ。

3DSにもリージョン制限があるので、当然Wii Uにもリージョン制限がつくだろう。こうなると本体と異なるリージョンのソフトは起動しない。北米版のWii U本体を購入したら、日本のソフトを購入してもゲームが遊べない、プレイできるのは北米版のゲームということになる。

北米版のソフトを個人で輸入すれば解決しそうだが、インターネットを使用したサービスもあるため、これらも地域を限定していることがほとんどで、遊べない可能性が高い。要するに日本では日本版のWii Uを買ったほうが何かと便利であるということだ。

免税店などで購入できればさらに安く購入できるが、海外で販売されるゲーム機を別の国や地域で遊ぶのは多少安くてもおすすめできないということを理解しておくといいだろう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

記事提供元:ITライフハック

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