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» 2012年10月01日 14時21分 UPDATE

国際福祉機器展2012:フランスベッドブース、タブレット端末を利用したコミュニケーションサービスを展示(前編)【レポート】

国際福祉機器展2012では、フランスベッドブースでAndroid搭載のタブレットやiPadを利用したコミュニケーションツールが展示されていた。

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福祉の世界にも浸透していくタブレット

国内だけでなく海外からも様々な福祉機器が集まる国内最大級の福祉機器の展示会「国際福祉機器展2012」が、東京ビッグサイト(東京・江東区)の東ホールで2012年9月26日(水)から28日(金)まで開催されています。

一昨年に開催された「国際福祉機器展2010」では、スマートフォンやPDA・iPadが福祉の世界にも活用され始めてきているという内容を紹介しました。当時はスマートフォンやPDA・iPadを取り入れたソリューション自体が珍しく、用途も電子カルテや介護情報といったシステムにスマートフォンやPDAを利用するものが中心でした。

そこから2年経過した今年、介護者などにより身近で便利なツールとしてスマーフォンやタブレットが活用できるシステムが展示されていました。その一つにフランスベッドブースでは、Android搭載のタブレットやiPadを利用したコミュニケーションツールが展示されていたので紹介します。

まずは、前編としてiPadを利用したコミュニケーション&ホームスケジュールツールを紹介します。

おしゃべりPad

ah_france2.jpg iPadを利用したコミュニケーター「おしゃべりPad」

「おしゃべりPad FranceBed with Tasuc schedule」は、iPadで簡単なスケジュール管理や簡易コミュニケーターとして利用できるアプリケーションです。軽度の認知症あるいは加齢に伴い記憶力が低下した人向けの宅内用スケジューラと、発語が難しい人用に「苦しい」や「トイレ」などの簡単な要求ができるようになっています。

ah_france3.jpg スケジューラー機能で予定を作成。もちろん画面をタッチして操作する
ah_france4.jpg 表示も大きく分かりやすい
ah_france5.jpg 「カード作成」でアイコンの作成や編集ができます

スケジューラー機能では週間の予定を日別で作成することができます。また、服薬の時間にアラームをセットして知らせるといったこともでるほか、アイコン表示はカメラで撮影したものを使うことも可能です。

ah_france6.jpgah_france7.jpg さまざまな症状や行動などが用意されています

簡易コミュニケーター機能ではアイコン化された症状や行動、気持ちを選択することで、それらを音声で知らせることができます。症状や行動パターンの種類も豊富に用意されているので、例えば「はきそう」「トイレ」といったように組み合わせて使うことで意思の疎通や行動したい内容を的確に知らせることができます。

価格はiPad本体を含んだレンタルのみで、月額4725円(税込み)となりますが、法律の定めるIT福祉機器に相当するため該当者は1割負担となります。

ちなみに、「iPad本体に手を加えている」(説明員)とのことで、アプリ単体での提供はできないそうです。そのため、故障などアフターサポートの窓口はAppleでなくフランスベッドになるとのことです。

記事執筆:河童丸

記事提供元:エスマックス(S-MAX)

livedoor CC-BY-ND

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