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手のひらサイズのBluetoothキーボードがなんかカワイイなんだか“ちっこい”ヤツを試してみよう(1/2 ページ)

小さいものってなんか魅力的。触ってみたいし欲しくなる。そんなボクが今回目をつけたのは、上海問屋の“ちっちゃな”Bluetoothキーボードだ。

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手のひらサイズのキーボード

photo タッチマウス搭載 Bluetooth接続コンパクトキーボード

 小さいことはいいことだ。それだけでガジェットが魅力的に見える。カメラ、ケータイ、マウスなど無理なまでに小さくても、なぜか触りたくなるし欲しくなる。上海問屋の「タッチマウス搭載 Bluetooth接続コンパクトキーボード」は“ちっちゃいもの愛好家”のボクには面白い製品に映った。

 この製品はスマートフォンサイズの小型ボディに、US配列のQWERTYキーとマウスカーソル操作用のセンサーを備える。十字キーや音量調節ボタンなども搭載しており、大体のPC操作を手元で行えるのが特徴だ。ゲームコントローラのように持ち、両手で握って左右の親指で操作する。Bluetooth接続なので、離れた場所でもワイヤレスで使える。

 手にしてみると、やはりスマートフォンを持った感覚に近い。本体サイズは110(幅)×60(奥行き)×20(高さ)ミリ。Androidスマートフォン「HTC EVO WiMAX ISW11HT」と比べ、幅と奥行きはEVOよりも一回り小さく、厚さは2倍程度となる。バッテリーは単四形乾電池2本で、本体背面にあるふたを開けて装着する。バッテリー装着時の重さは84グラム(実測値)となり、EVO WiMAX(170グラム)の半分程度だった。

photophoto HTC EVO WiMAX ISW11HTと大きさを比べた。EVO WiMAXの本体サイズは122(幅)×67(奥行き)×12.8〜13.8(高さ)ミリ。EVO WiMAXより一回り小さく(写真=左)、厚さは2倍程度だ(写真=右)

 Bluetoothのペアリングは裏面にあるボタンを押して行う。深く押し込む必要があり、爪で軽く押す程度では反応しないことが多いので少し注意したい。ペンなどを使えばよいだろう。接続待ち受け中は、キーボード左下に青い光が点滅するので、PCやタブレットデバイスで機器を検索し、認証コードを入力すれば作業は完了だ。

 キーボードはF1〜F12がない5段配列で、キーの数は全部で56個だ。小型ゆえEscキーがZキーの真下にあったり、Fnや方向キーのみ独立しているなどクセはあるが、基本的にはQWERTYキーボードを搭載したケータイと同じような感覚で操作できる。また、Fnキーを使うことで、音量調節やWebブラウザの起動(Fn+G)のほか、タブレット端末用の操作(ホームへ戻る/端末内検索など)なども行える。

 主要キーのキートップは6(横)×4(縦)ミリと小さいが、キーとキーの間に2ミリ(縦は4ミリ)の隙間があるためにタイプミスはあまり起こらない。確かなクリック感もあり、プチプチと気持ちよく入力できる。注意したいのは、キー配列がUS配列である点だ。普段日本語JIS配列のキーボードを使う人は多少の慣れは必要だ。

photophoto Blutoothのペアリングは本体裏面のボタンで行う(写真=左)。キーボードはF1〜F12がない5段配列で、右上にタッチパッド操作用のセンサーやボタンがある(写真=右)

 このキーボードはタッチパッドを使った「タッチマウス」機能も備えている。マウス操作用のセンサーはキーボードの右上にある。中央に赤色の光源があり(大きさは4ミリ四方)、光源の上で指を動かすとカーソルが動く。また、17ミリ四方のセンサー部自体が左クリックボタンとなっている。ボタンは親指の指先くらいの大きさで、押しやすく、センサーの反応もよく使いやすい。

 マウス機能はBluetooth(HIDプロファイル)を搭載するPCやタブレット、スマートフォンで利用できる(iPhoneなどiOS搭載デバイスでは利用できない)。Android 3.0以上を搭載するデバイスならば、本製品を接続すると画面上にカーソルが現れる(クリックでタップ操作)。PCで使う場合、Webブラウザの閲覧や、プレゼンテーション時のリモコンとして使うとよさそうだ。

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