GW直前バイヤーズガイド：どこにも行く予定がないアナタに――今年のGWはおウチで楽しもう (1/2)

　いよいよ黄金週間。文字通り、長い休みも自由になるおカネがあってこそ遊び甲斐があるというものだ。この不況では、引きこもりを決め込む人も多いのではないだろうか。しかもここに来て「豚インフルエンザ」が世界的に広がる気配をみせている。海外に行ける余裕のあるうらやましい人も二の足を踏んでいるに違いない（と思いたい）。

　ITmediaはそんなGW引きこもりのアナタを応援しています。さっそくおウチで楽しむGW対策を各編集部にたずねてみた。

クッキングトイでお腹も満足

　ECサービス担当M（筆者です）のおすすめは、すっかり市民権を得た「クッキングトイ」だ。時間はつぶれるし、お腹はふくれるし、何かを成し遂げた満足感もある。しかも家族全員で楽しめる。レジャーとしていうことないじゃないか。

　筆者イチオシはこれからの季節にぴったりの「流しそうめん」が楽しめる「そうめんや」だ。スイーツ好きなら流行の生キャラメル作りに挑戦してみるのもいいかも。「××牧場」を超える味を生み出せるかもしれない。

“レンジでチン”の生キャラメル製造器――タカラトミー

くるくる回して“創作アイス”、タカラトミーの「アイスマージェ」

大人も楽しい調理玩具「ふとまきまっきー」

自宅で本格流しそうめんを　バンダイ「そうめんや」

マロンちゃんお墨付きの本格パスタに舌鼓――フードホビー「PastaPasta」発売記念イベント

ギフト・ショー春2007:自宅で蕎麦打ち

ボードゲームで遊びまくる

　おウチレジャーの定番「ボードゲーム」で盛り上がるのもいい。LifeStyle編集部S記者イチオシは「人生ゲーム極辛（ごくから）」。世相を反映してさまざまなバージョンが発売されてきた「人生ゲーム」だが、最新作は就職が人生ゲーム史上最も難しい設定になっているらしい。イベントも、「空気を読めず大失敗」「恋人にケータイをチェックされる」など身につまされるモノばかり。しかも「スパイラルゾーン」に入り込むと「給料が減る」「株が下がる」「失言で人気ガタ落ち」「新型ウイルスで高熱」とトラブルの連続で、まさに「ドツボにはまる」とはこのこと。

　こんなシビアなゲームで一発逆転できたらGWの出勤も心晴れ晴れに違いない。ますます出社したくなくなる可能性も否定できないが……。

　あるいは少々自虐的に2005年発売のバージョン「人生ゲーム M&A」で、ITバブルっぽい過去を回顧してみるのもよし。プレイヤーが経営者となってM＆Aを繰り返し、企業価値を高めていくという今となっても口に出すのもこっぱずかしいコンセプトだ。「人生ゲーム M&A」で遊んだ後に「人生ゲーム極辛（ごくから）」で遊べば、「栄枯盛衰」とか「盛者必衰」とか「諸行無常」とかそんな気分に浸れるに違いない。

　だめだ。これじゃいけない。気分を変えて、ITmedia読者世代には昔懐かし「野球盤クラシック」もおすすめ。「消える魔球」で気分は大リーガーだ。

「空気を読めず大失敗」もある、「人生ゲーム極辛（ごくから）」

格差社会の恐ろしさが分かる、「人生ゲーム極辛」遊んでみました

エポック社、「野球盤クラシック」を4月に発売