Facebookで嫌な思いをしないために 「リスト」徹底活用で自己防衛をモテ機 Vol.45

Facebookに微妙な相手からの申請がきた……でも友達承認せざるを得ない関係だ。そんなときには「リスト」が大活躍してくれるよ。

» 2013年03月25日 10時40分 公開
[池田園子,ITmedia]

 ソーシャルメディア全盛期の今、Facebookに関する「問題」は増えている。まさに「ソーシャル疲れ」という言葉がそれを代弁しているではないか。本来は楽しいはずのソーシャルを使って、むしろくたくたに疲れたり、ストレスをためたりと大変なことになっている。モテ機でも代表的なソーシャルメディアであるFacebookを不定期でウォッチしていきたいと思う。前回のテーマ「コメント」問題に続き、今回は「リスト」に焦点を当てる。

制限リスト・投稿時公開設定で、見せたくない投稿は隠す

 こちらが微妙だと感じている相手から、友達申請が来てしまうのはよくある話。なにしろ、セレージャテクノロジーの調査によると、日本のFacebookユーザ数は1382万人(2月6日現在)にも及んでいる。日本人の10人に1人以上はFacebookを使っているというわけだ。では、皆はこの問題にどう対処しているのか。

 イベントで出会った変な人やプチセクハラ系上司、親戚関係(!)から、友達申請が来たときの「対処法」について、都内のIT関連企業で働く29歳の女子に話を聞いた。「本来は友達になりたくない相手から申請が来ても、関係を壊さないために一応承認する。たとえば取引先の男性とかね。でも、アンタ友達じゃないじゃん……っていつも思ってる。そういう相手は、すぐに制限リストに追加している」という。

 制限リストとは簡単にいうと、自分の投稿を見せたくない相手を入れて管理するリストのこと。使い方はシンプルだ。右上にある鍵マークのアイコンをクリックすると、さまざまな設定を行うページが開く。左側にいろいろな項目が並ぶが、その中の「ブロック」をクリックしよう。すると1番上に「制限リスト」が出てくる。この横にある「リストを編集」で、制限リストに入れたい人間を追加していく。「基本的には『友達』までの公開で、制限リストに入れた相手にも見せていい投稿は『全体公開』にする」と彼女は話す。

 この制限リストとほぼ同じ方法を使うのは、広告業界に勤務する26歳女子だ。「投稿するときに『投稿のプライバシー設定』を使う。カスタムを選ぶと『カスタムプライバシー設定』画面が出るので、この中の『シェアしない相手』に、投稿を見せたくない相手を追加している」らしい。1〜3人程度の特定の相手に投稿を見せたくないときのために、頭に入れておきたいテクニックだと思う。

「友達の種別」ごとにあらかじめリストを作成しておく

 友達の「種別」ごとにリストを作って管理する人もいる。編集業界で働く27歳の女子は「地元の友達」「大学時代の友達」「1社目の同期」など、複数のリストを作っている。そして投稿するときには、上の女子と同じく、投稿画面にある「投稿のプライバシー設定」を頻繁にイジって、公開するリストを決めているのだという。普段は友達(全員)までの公開にしているが、たまには調整したい日もあるらしい。皆、それぞれの事情がある。

 「Facebookには取引先などの仕事関係者がすごく多い。まだ原稿を出していないのに、今日も飲み歩いているとか、遊んでいるとか思われたくない。もちろん締め切りは守ってるけど、どこもなるべくなら早く原稿出せよ、って思ってるはずで。だから平日夜に飲んでいる様子は『地元の友人』『大学時代の友人』あたりにしか公開しないようにしている。いちいち面倒くさいけど」と話す。そんな事情……よく分かるわ。

 この方法も簡単だ。まず、 Facebookトップページ左側にある「友達」の「もっと見る」をクリックすると、友達に関するリストを作成・管理するページになる。そこで「+リストを作成」から友達の種別ごとにリストを作ることができる。

 投稿時には「投稿のプライバシー設定」から「すべてのリストを見る」を選択し、投稿を見せてもよいリストを選択する。そうすれば、リストに追加されている相手以外には、投稿を見られることはない。こちらも投稿時に毎回調整する必要はあるが、友達をリストに入れて管理しておけば簡単で、制限リストを作るよりもやや細やかな調整のできる方法だ。

 リストを有効活用することで、特定の相手に見せたい投稿、見せたくない投稿をそれぞれ管理することができる。例えば、マイナスな投稿は心を許せる相手にしか見せない方がいいだろう。仕事関係者も含め、全員にダメな投稿を見せてもトクなことはない。巧みなリスト管理をすることで、Facebookで嫌な思いをしないよう、また非モテ行動をとってしまわないよう、気をつけたいものだ。

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